家の近所のとある一角。
野良猫に勝手に餌付けをしている猫ババアがいるらしい。
回りの人々は、注意をすると逆ギレするその猫ババアに愛想をつかして注意も出来ないでいるらしい。
「ここは俺の出番」
正義感の塊の僕はさっそく現場へ直行!
ガツンと言ってやる。
「やべー 可愛い」
僕が行っても逃げも隠れもしないでこっちを見ている仔猫ちゃん達。
そう 正義のミカタの僕は猫でも人間でも、仔猫ちゃんと呼ばれる存在に弱いのだ。
猫はそのままにして帰って来る時に、その猫ババアらしき人物に遭遇。
いきなり向こうから「すみません、色々迷惑かけて」と謝ってきた。
ここはと思い、「ね〜 あんな可愛い猫だから仕方ないですよね。でもあそこは人の家だから、入ってはだめよ〜ダメダメ」とナダメてあげた。
すると、その猫ババアは涙を流し、「そうですね、ありがとね」と
平和主義者の僕は、人の気持ちをくんであげたのだ。バアさん「これからは家の庭で餌あげます」だって。
だったら最初から自分の家で餌付けしろ!